前身の株式会社デルファイ研究所(1984~2009)は、展覧会、講演会、図書出版などの
事業を通して都市や建築に関する新しい情報、知識、技術、ビジネスを紹介し、普及する活動を行い、
建築界に多大の貢献をしました。
株式会社アグローブ(Architecture Globe、2011~)は、建築に関する国際的な情報交流事業を
企業目的に設立され、現在まで活動してきました。
このたび、それぞれの理念を統合し、新生「デルファイ研究所」としてスタートすることになりました。
これにより、事業範囲を広げて、都市・建築・環境などの分野において、国際的なマーケティング情報や
ネットワークの構築によるビジネスの交流、知識の普及などの活動を行ってまいります。
建築産業界の情報交流ネットワークを構築し、国際間・国内の交流を促進します。
いま私たちの取り巻く社会は、地球規模での複合的な巨大災害、自然環境破壊、地球環境汚染、
食糧不足、資源の枯渇、インフラ未整備による非衛生な環境、高齢化社会、満たされない生活空間、
地域間、世代間のコミュニケーションの喪失など、社会・経済環境の変化に伴う課題群が横たわり、
従来の個別の国、専門分野だけでは立ち向かうことが出来ず、新しい総合的な国際連携とネットワークが
求められています。
「建築」を中心とする領域は、創造的な力と方法(研究・開発・技術)をもって、分野を超え、総合化を
計ることで大きな力を発揮する資質を備えています。
デルファイ研究所は「建築」を中心とする領域の、幅広い思考と展開力によって、これらの課題解決のため、
国や地域を越え、専門分野の垣根を越えた連携により事業・活動を積極的に進めてまいります。
国際的な建築産業界のクロスコラボレーションを推進し、情報交流ネットワークを構築します。
アセアン経済共同体やTPPに見られるようにアジア諸国をはじめ国際社会は、これまで以上に経済交流が
進むと考えられます。建築関連分野については、単なる経済的な意味ばかりでなく、文化交流、環境保全や
災害対応に対する技術交流などが重要な意味を持っています。
優れた建築や都市、環境を造るには、そのデザインや設計技術だけではなく高い施工能力、優れた設備や
メーカーなどの総合力が必要になり、また建設される場所の文化・法規を理解し、その地域の設計及び施工関係者との
密接な協力体制なしにはできないものです。
国際建築フォーラムは、その地域のデベロッパー(日系含む)や建築家達に、日本の建築家及び施工者が持っている
総合力を理解していただくとともに相互交流を図り、お互いの理解を深めながらASEAN全体、世界全体を視野に入れた
プロジェクトへのクロスコラボレーションを展開できる様にすることを目的としています。
AGLOBE - 国際建築情報ポータルサイト
AGLOBE facebook page ( Architecture Globe )
建築産業界の情報交流ネットワークを構築し、情報・技術・製品などを通じて人々のグローバルな交流を促進します。
-建築・都市インフラ・環境に関する調査、研究、技術普及
-建築・都市インフラ・環境に関するコンサルティング、マーケティング
-海外(特に欧米・アジア諸国)との連携プログラムの企画及び運営
-講演会、シンポジウム各種セミナー、講習会等の企画及び運営
-海外建築・都市開発・環境等の視察・交流会企画及び運営
-展覧会等の企画、開催及び運営
-講演会、シンポジウム、セミナー等の企画、開催及び運営
-街づくり、地域交流等の企画、開催及び運営
-教育・研修プログラムの企画及び運営
-印刷書籍出版、電子書籍出版のコンテンツ制作、販売
-各種ポータルサイトの企画・構築、運用
-ソーシャル・メディアの企画、運用
デルファイの語源はギリシャの古代都市国家(世界文化遺産)で、アポロンの神殿(オラクル)にて神託(お告げ・未来予測)が行われた都市名です。
その当時のデルファイは世界の中心で「世界の臍」と言われていました。いまも残る古代遺跡群は建築史上からも都市・建築の原型とされています。
当社は建築・環境・生活空間の近未来を考え、新たな可能性を切り開き、実現させるため「デルファイ研究所」と命名しました。